芸術情報センターオープンラボ「装置とは限らない」
2019年12月6日より、東京藝術大学大学美術館 陳列館にて芸術情報センターオープンラボ「装置とは限らない」が開催されます。この展覧会に卒業生の安野太郎さん、Scott Allenさん、杉山雄哉さん、加藤明洋さん、元RCIC古澤龍さんが出展します。
また関連イベントとして、12月14日のコンサート「音楽と装置のトポロジー」に安野太郎さんが出演します。12月15日に行われるトークイベント「筆蝕のメディオロジー」では、松井茂准教授が司会を務めます。
東京藝術大学芸術情報センターは最新の情報メディアやファブリケーションなどの機材とそれに関わる専門家を擁し、さまざまな講義、ワークショップなどを大学の内外からの講師が担当し、最新のテクノロジーがアート、研究、人と出会う場所を大学内にデザインしてきました。本イベント「装置とは限らない」は、当センターの二十数年にわたる進化、変遷を概観しつつ、日々激しく変化していく社会の中、新しいアートの可能性を未来に向け、ここに集う学生、教員、研究者、アーティストの活動、研究、作品を通して発信していこうとするものです。
本展覧会では「装置」をキーワードとし「装置」と私たちとの新しい関係を構築、提案する実践や研究を展示します。私たち生活に浸透するAI 搭載のデバイス、コンピュータ、情報テクノロジーの中、私たちの身体や思考、そして芸術はどこへ向かっていくのか、これはあたらしいアートが生まれるチャンスなのか。本展覧会を通して、この不定形に広がるメディア、テクノロジーとアートの現在と未来を共に考えていきたいと思っています。開催概要より引用