第二回 奈良「新しい音」芸術祭
2020年2月1日(土)、奈良町物語館(奈良市)にて、電子音楽ミニコンサート『第二回 奈良「新しい音」芸術祭』が開催されます。このイベントに、牛山泰良 システム管理業務専門職が作品を上演します。
最先端の音楽を奈良の町家で~十席一時間の電子音楽ミニライブ 第二回奈良「新しい音」芸術祭は「新しい音楽をもっと身近に」をコンセプトに、わずか十席、一時間の電子音楽ミニコンサート「十席LIVE」を企画しました。前回に引き続き、二〇台程度のスピーカーを駆使して演奏する「アクースモニウム」と呼ばれる特殊な空間音響装置を奈良町物語館に設置。関西在住の電子音楽家の新作を中心にお届けします。
会場の奈良町物語館は、明治後期の町家を改修した建物で、人通りのある路地に面しています。建物内からは行き交う人々の姿が見え、室内には喧騒や空気が入り込み、路地からは内の気配を感じることができます。ここは音楽ホールのように内と外とがしっかりと仕切られておらず、音、光、空気が穏やかに溶け合うリラックスした柔らかい空間です。本公演タイトルにある「LIVE」とは、音楽の実演という一般的な意味とともに、生活感や外の環境といった「生きる」気配を感じる柔らかい場で行うコンサートであることを示しています。最先端の空間音楽に、奈良らしい柔らかい雰囲気の町家で、気軽に出会える特別な一時間にご期待ください。