作品
研究
徳保晴人
Haruto Tokubo
2000年愛知県名古屋市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科を卒業後にIAMAS入学。収集する癖があり、バグるという現象を表現とするため制作をおこなっている。映像やグラフィックなどデザインをする。
自動ドア - 白紙のタイプ
これは、自動ドアにA4サイズの白紙を貼ることでセンサーの誤作動を意図的に誘発し、バグの現象を再解釈する試みである。偶然に観察したバグを再現していく中で、技術的エラーが持つ滑稽さや偶発性の中に、社会との対話を生み出した。単なる不具合として排除されがちなバグが、装置の構造や社会的文脈との関係性の中でいかに意味を持つかを探求する。公共空間での実践を通じて制作された映像は、見過ごされる現象がいかに新たな視点をもたらすかを問うものである。
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センタービル 3F
ギャラリー2 C312