産業文化研究センター(Research Center for Industrial Culture 通称RCIC)は2011年度より開設されたIAMASの附置研究機関です。産業文化に関する学際的?総合的な研究を行うとともに、学外の諸機関との連携を図りつつ、本学の社会的機能を維持?発展させることを目的とし、以下の3つを軸として活動しています。
IAMASの活動の社会的な展開を目指す 「地域連携?産学官連携活動」
教育?文化的な貢献や情報発信を目指した 「文化活動」
IAMASの活動を広く社会に広めるための 「広報?情報アーカイブ活動」
IAMASの教育研究活動を広く社会に周知し、また、研究成果を活かした地域連携や産学官連携を行っています。県内外の企業、自治体や教育機関、非営利団体や地域コミュニティ等とさまざまな連携を試行しています。
教育?文化機関とのネットワークを築き、学内での展覧会?交流会やイベント等、さまざまな文化的な催しの運営?補助を行っています。また、大小さまざまなレクチャーやシンポジウムの企画?運営も行っています。
IAMAS Webサイトの運営、広報物の制作?管理、アーカイブ機能としての展覧会カタログ等の刊行物制作、学内イベントの記録構築等を行っています。また、県内の研究機関?研究者とのネットワーク構築や、IAMAS卒業生との連携?協力等によるIAMASネットワークの強化にも力を入れています。
センター長を含む教員 3 名、研究員 2 名、情報支援専門職員 1 名、技術支援専門職員 1 名で運営しています。
赤羽 亨 Kyo Akabane
インタラクションデザインに焦点をあてて、メディアテクノロジーを使った表現についての研究を行なっている。また、メディア表現を扱ったワークショップ開発や、その内容を共有するためのアーカイブ手法の研究にも取り組んでいる。主な活動に、「Pina」(Ag Ltd.)、「メディア芸術表現基礎ワークショップ」(文化庁メディア芸術人材育成支援事業)「3D スキャニング技術を用いたインタラクティブアートの時空間アーカイブ」(科研費 挑戦的萌芽研究)がある。
平林 真実 Masami Hirabayashi
1964年長野県生まれ。NxPC.Lab主催。研究領域はコミュニケーションシステム、実世界インタフェース?インタラクション。Web構造解析、位置情報ベースの研究/作品などをはじめ、近年は音楽体験を拡張するためのシステムの研究を行う。多数のクラブイベントでの経 験を生かし、NxPC.Lab名義でクラブイベントを開催することで音楽会場で展開可能な実践的な展開を行なっている。
前田 真二郎 Shinjiro Maeda
1969年大阪生まれ. 映画, メディアアート,ドキュメンタリーなどの分野を横断して, イメージフォーラムフェスティバル, 恵比寿映像祭, 山形国際ドキュメンタリー映画祭などで発表. 舞台や美術など他領域アーティストとのコラボレーション, 展覧会の企画も積極的にすすめている. WEBムービー?プロジェクト”BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW”が, 第16回文化庁メディア芸術祭?アート部門にて優秀賞を受賞(2012). 映像監督を務めた無観客ライブ配信公演「ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 ―清められた夜―」が,第20回佐治敬三賞を受賞(2021).
福島 諭 Satoshi Fukushima
1977年新潟生まれ。コンピュータのリアルタイム処理を援用した室内楽曲の作曲/発表を軸に、創作における他者との共創的なあり方、広義の即興性について研究を進める。コンピューターを介在させた独自のセッションを試みるMimizのメンバー。濱地潤一との室内楽《変容の対象》は、2009年元旦より開始され、ひと月に1曲のペースで共同作曲を継続中。
主な賞として第十八回文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞、「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作など。
RCICでは主に「文化活動」を担当し、IAMASから社会に向けた文化的催しの運営?企画?補助を行なっていく。
高森 順子 Junko Takamori
1984年兵庫県神戸市生まれ。グループ?ダイナミックスの視点から、災害体験の記録や表現をテーマに研究している。近著に、『10年目の手記―震災体験を書く、よむ、編みなおす』(共著、生きのびるブックス、2022年)、『震災後のエスノグラフィ―「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ』(単著、明石書店、2023年)がある。
RCICでは主に外部機関や団体との共同研究、卒業生へのインタビューope体育_ope体育app|官网「IAMAS Graduate Interviews」、年次報告書「IAMAS RCIC Annual Report」を担当する。
好きなプロレス団体はDDT。
伊藤 晶子 Shoko Ito
1983年岐阜県生まれ。専門は情報デザイン。主にIAMASの広報活動業務を担当。WebやSNSを中心に大学広報の企画?制作?進行に携わる。
グラフィックデザインやWebデザインを中心にフリーランスのデザイナー?ディレクターとしても活動中。左投げ左打ち。
塩澄 祥大 Shota Shiozumi
1998年福岡生まれ。映像、作曲などのメディアアートを軸に作品制作を行う。RCICでは、イノベーション工房で学生の制作に関する相談や技術サポートを行っている。
主な賞として、BMX Graffiti(ope体育_ope体育app|官网5年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業 国内クリエイター発表プログラム)など。
RCICにはデジタル工作機器を備えたイノベーション工房や、RCICの打ち合わせ以外に授業やイベント等でも活用されるカフェスペース等、幾つかの付帯施設があります。
ワークショップ24の5Fに位置するRCICで、スタッフは執務を行なっています。
3Dプリンターやレーザー加工機、CNC等のデジタル工作機器や3Dモデリング機器を備えた工房です。見たり、触れたり、感じたりできるプロトタイプをつくりながら、アイデアを発展させる拠点です。
http://kobo.iamas.ac.jp/
小規模なレクチャーやワークショップ、ミーティング等、自由に使うことが出来るカフェスタイルのオープンスペースです。
外部とのミーティング以外にも、少人数制の授業や学内向けトークイベントで活用されるスペースです。
〒503-0807
岐阜県大垣市今宿6丁目52番地18 ワークショップ24 5階
IAMAS 産業文化研究センター [RCIC]
TEL 0584-75-6606
大垣駅より
○タクシー:JR大垣駅南口から約5分
○バス:JR大垣駅南口から3番乗り場ソフトピア線?羽島線「ソフトピアジャパン」行き約10分(1時間に2~3便程度)