空間デザインシステム「Kiosk」を用いて仮設的な展示空間をデザインする
みんなの森 ぎふメディアコスモス1階で行われた企画展「どこコレ?@メディコス2021 with IAMAS」の展示空間の設計?設置をAction Design Researchプロジェクトで行った。設計の前段階では、ARアプリケーションを用いたメディアコスモス職員とプロジェクトメンバーによるワークショップを行い、実際のメディアコスモスの空間に3DCGモデルを配置しながら展示空間を検討した。
2022年3月にメディアコスモス1階に開設される「シビックプライドプレイス」で紹介するために収集されている、過去に岐阜市内で撮影された写真を使用し市民からの撮影場所に関する情報を集める展示企画。Action Design Researchプロジェクトは、これまで開発してきたKioskシステムを用いた展示空間の設計、展示パネルのデザイン?制作など、展示空間に関わる設計?制作を担当した。また、設計の初期段階では2021年度に取り組んだARアプリケーションを用いたワークショップ形式の展示空間検討を行った。
企画展示「どこコレ?@メディコス2021 with IAMAS」
開催日時:
2021年12月9日(木)?2022年1月23日(日)
場所:
みんなの森 ぎふメディアコスモス1Fエントランス
主催:
岐阜市
共催:
ope体育_ope体育app|官网(IAMAS)
協力:
NPO法人20世紀アーカイブ仙台 せんだいメディアテーク
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連携先
みんなの森 ぎふメディアコスモス
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連携期間
2021.07- 2022.01
目的と成果
Action Design Researchプロジェクトでは、研究活動の一貫として空間デザインシステム「Kiosk」を用いた仮設的な空間構築に取り組んできた。2019年度は、研究成果発表のための展示空間構築を行い、2020年度は、公共空間への設置を目指し藤工芸株式会社と協働して休憩スペース用の什器を制作し、ソフトピアセンタービル1階に設置した。2021年度は集大成として、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」での展示設計?制作を行った。
既存空間の中に構造物を設置し、用途に応じた仮設的な空間を構築できる「Kiosk」の可能性を最大限に活かして実際の公共空間での展示で使用できたことは、実践的なデザイン研究手法を取っているプロジェクトの趣旨とも合致していた。また、資材を再利用しながら、それらを組み替えて使用することによって様々な空間を構築できる「Kiosk」の特性を実証できた点も大きな成果となった。これを契機にして、来年度以降もデザイン分野の連携を模索して行く。
IAMASの役割
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開催場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜市)
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担当教職員
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運営
展示設計統括:
伊村 靖子 准教授
展示設計ディレクション:
赤羽 亨 教授
展示設計?什器制作:
冨田 太基(プロジェクト研究補助員?株式会社TAB?LAP)
什器制作:
伊澤 宥依(RCIC)
アプリケーション制作?什器制作:
今谷 真太郎(M1)
グラフィックデザイン:
大山 千尋(LAP)
関連プロジェクト:
Action Design Researchプロジェクト
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スケジュール
2021.07 キックオフミーティング
2021.10 展示空間検討のためのARアプリを使用したワークショップ
2021.11 展示空間設計
2021.12 展示設置, 企画展開始
2022.01 企画展終了, ドキュメンテーション