参加作家?講演者

AHA![ Archive for Human Activities /人類の営みのためのアーカイブ ]〈 松本篤+宮本博史+八木寛之 〉

AHA![ Archive for Human Activities /人類の営みのためのアーカイブ ]

パーソナルな記録に潜在する社会的な価値に着目し、それらの収集?公開?保存?活用をめざす試み。「想起」という集合的行為を媒介とした「場づくり」に、独自の方法論を以てアプローチしている。remo[記録と表現とメディアのための組織]の事業の一つとして、2005年に始動。アーティスト、デザイナー、研究者など、様々なバックグラウンドをもったメンバーによって運営されており、プロジェクトごとに現地の協働者とチーム編成を流動的に行いながら展開している。大阪を拠点にしつつ、これまでに福岡、仙台、茨城など国内各地で精力的に活動している。

http://www.remo.or.jp
http://blog.livedoor.jp/daigo8miri/

作品?プロジェクト
AHA! [ Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ ] in 大垣 2013
リビングアーカイブ “7つの声”
いこいのひろば カメの池
イベント
8ミリフィルム鑑賞会 大垣特集
みえないものをみる -「8ミリフィルム」の収集と公開のプロセスからみえてきたこと -

伊東宣明

Nobuaki ITOH

1981年奈良生まれ。美術家。京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻(造形構想)修了。「身体」「生/死」「精神」という、生きるうえで避ける事のできない根源的なテーマを追求している。展示においては表現方法を特定せずに観客にそれらを強く「実感」させる表現方法を採用している。2010年サントリーミュージアム<レゾナンス展>、2012年京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA < Me’tis -戦う美術->等、関西を中心に展示多数。

作品?プロジェクト
死者/生者
預言者

AKI INOMATA

アキ イノマタ

「生物の習性」と、言語?国境?衣服???といった「人の営みや社会のルール」とを比較した作品を多く制作。 誰かが作ったルール、誰かが作った仕組み。それらはどこから来ているのか。 生き物“と”の作品制作を通じて、私たちを取り巻く世界を、これまでとは少し異なる視点から見つめ直す。

作品?プロジェクト
やどかりに「やど」をわたしてみる
girl, girl, girl . . .

abs()〈 赤松正行 + 朴永孝+白鳥啓 〉

abs()〈 Masayuki AKAMATSU + Younghyo BAK + Kei SHIRATORI 〉

岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーマルチメディアスタジオ科DSPコース出身の3人によるユニットで、今回のビエンナーレのために特別に結成された。これまでにもメンバーは、現実を変容させる「ARART」シリーズや、伸縮する巨大タッチスクリーン「RIPPLES」、何台ものiPhoneが空中を舞い踊る「Octet mobile」などを共同制作している。

作品?プロジェクト
TRAVITA
イベント
FESTAVITA

NxPC.Lab

NxPC.Lab

クラブやライブにおける臨場感は、アーティストと観客の相互作用によってもたらされる。NxPC.Labは、現在のメディアテクノロジーに対応した新しい音楽体験の実現をめざした研究組織である。「アーティスト-観客-会場-ネット空間」らの相互インタラクションによる臨場感を創出し音楽体験を拡張していくためのインタフェース/インタラクションの研究開発をクラブイベントの実施を通して行っている。

イベント
オープニングライブ「NxPC.Lives」

岡本光博

OKAMOTO Mitsuhiro

京都生まれ。滋賀大学大学院教育学修了。 1994-96年アート?スチューデンツ?リーグ?オブ?ニューヨーク(USA)に在籍、1997~1999年CCA北九州にて研究と制作を行う。2001年からドイツでのレジデンスを中心に活動(インド、スペイン、ほか)。2004-06年台湾?沖縄を拠点に活動。2007年からは京都を拠点に作家活動とともに京都市内にギャラリー「KUNST ARZT」を運営。

作品?プロジェクト
ST#321 LIFEline
w#155 LIFEjacket
r#224 safety myth / 安全神話

クワクボリョウタ

Ryota KUWAKUBO

アーティスト。現代美術を学んだ後、98年に明和電機との共作「ビットマン」を制作し、エレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス?アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。2010年発表のインスタレーション「10番目の感傷(点?線?面)」以降は、観る人自身が内面で体験を紡ぎ出すような作品に着手している。その他の代表作に「ビデオバルブ」、「PLX」や、Sony CSLに開発参加した「ブロックジャム」、「ニコダマ」などがある。

作品?プロジェクト
LOST#10 (環境と個体)

桒原寿行

Toshiyuki KUWABARA

「人と生物」の関わりの中て?生し?る様々な事象や現象なと?に焦点を当て、それらの関係性を一つのシステムとして再構築した独自の機械装置を中心とする作品を近年発表している。主な代表作にフ?タの眼球から取り出したレンス?(水晶体)を用いて像を映し出す「Eye」シリース?なと?か?ある。

作品?プロジェクト
Eye

高成勲

Soung-hoon GO

アジア諸国の近代化、特に韓国の近代化の中で、とりわけ私的な関係性を持つモチーフ(地方都市、民俗信仰、昔話など)に注目し、非合理的に近代化された現在の韓国の姿を、ドキュメンタリーの形式を用いて捉え直していく作品を発表している。

作品?プロジェクト
胎夢

柵瀨茉莉子

Mariko SAKURAI

時と共に変容していくモノやコトのはかなさに魅力を感じ、布や糸などの繊維素材と木を併せるなど「縫うこと」の実験と発表を続けている。 幼い頃、祖母が刺繍をする手元を目で追いかけることが好きだった。ひと針ひと針を重ねるうちに、徐々にものができていく。目に見える無数の縫い目は、その時確かに流れていた時間の痕跡のように思う。皆が共有している一瞬一瞬の繰り返しの中で、縫いによる今を記録していきたい。

作品?プロジェクト
木を縫う

関口敦仁

Atsuhito SEKIGUCHI

意識など自己の知覚の問題を仮想世界と実世界の知覚構造の問題として捉え、 地球を内観と比較する手法を問う「地球の作り方シリーズ」や 場所性を視覚の統合能力によって表現した絵画作品「にふうけい」、 GPSや緯度経度利用した人工的システムの表出を知覚させようとする「ColorLine」など 様々な分野を横断する作品を制作する。

作品?プロジェクト
「Vegetation In line 136°37′15.909″E」ー 東経 136度37分15.909秒の植生

フィル?二ブロック+トーマス?アンカースミット

Phill Niblock + Thomas Ankersmit

ニブロックは、1933年インディアナ生まれ。音楽、映画、写真撮影、ビデオとコンピュータを同時に使用する伝説的なメディア?アーティスト。重厚で大音量の持続低音からなる音楽を作り、パフォーマンス空間内で様々な音色を生み出す。

アンカースミットは、1979年、オランダ生まれ。ベルリンとアムステルダムに本拠地を置くミュージシャンであり、またインスタレーションアーティスト。アルトサキソフォンや、アナログとデジタルの電子楽器を用いてライブ演奏する。

イベント
クロージングライブ

BCL 〈 福原志保 + ゲオアグ?トレメル 〉

BCL 〈 Shiho FUKUHARA + Georg TREMMEL 〉

BCLはゲオアグ?トレメルと福原志保により結成されたアーティスティック?リサーチ?フレームワーク。社会背景を調査し、アートとしての介入という手法により、生物と文化に存在するコードの関係性を探求している。亡くなった家族のDNAを樹の遺伝子内に保存し「生きた記念碑」をつくるという「Biopresence」プロジェクトを代表とする、アートとモディフィケーション(変容?組み換え)をめぐる数々の作品を制作している。

作品?プロジェクト
Common Flowers / Flower Commons
イベント
kitchen Bio Workshop

古舘健

Ken FURUDATE

コンピュータープログラミングを軸としてサウンド、映像、メカトロニクスなどを駆使した制作を行う。自身の制作の他、他アーティストのクリエーションにプログラマーとして多数参加。http://ekran.jp/anagma

作品?プロジェクト
Macro / Dynamics
イベント
クロージングライブ

前林明次

Akitsugu MAEBAYASHI

身体と環境のインターフェイスとして「聴覚」や「音」をとらえ、体験の場としての作品を提示している。近年は立体音響技術などのメディア?テクノロジーを媒介にして、わたしたちの身体と場所をめぐる想像力を喚起、活性化する装置としての作品づくりに取り組んでいる。現在、ope体育_ope体育app|官网(IAMAS)准教授。

作品?プロジェクト
103.1 dB

マツムラアヤコ

Ayako MATSUMURA

三重育ち、芸術高校に進学し染織を学ぶ。その後、専門学校で服のデザインやパターンを勉強するが、1年半で中退、フリーターをする中で、もう一度物作りがしたいと思い美術大学に進学する。大学ではテキスタイルアートを学び、その中で綴れ織りという織物の技術と出会う。一から完成までコツコツ作り上げる作業に魅力を感じ、学部時代は朝から晩まで毎日織り続けた。今は織物と人とを重ね合わせ作品を制作している。

作品?プロジェクト
second skin

若原響子

Kyoko WAKAHARA

1988年 三重県生まれ。普段の生活の中で使用する器をモチーフにして、私たちが生きている何気ない生活の中でちょっとしたおもしろさを感じてもらえるような作品を制作をしています。

作品?プロジェクト
カップ活用形

渡邊淳司+坂倉杏介+川口ゆい+安藤英由樹

Junji WATANABE + Kyosuke SAKAKURA + Yui KAWAGUCHI + Hideyuki ANDO

渡邊淳司

人間の知覚メカニズム、特に視覚、触覚、身体感覚の研究を行う。また、知覚特性を利用した情報提示技術を開発、展示公開するなかで、人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している。近年は、学会活動だけでなく、科学館や美術館での展示、ワークショップも行う。

坂倉杏介

地域コミュニティの形成過程やワークショップの体験デザインを、個人とコミュニティの成長における「場」の働きに注目して研究。キャンパス外の新たな学び場「三田の家」、地域コミュニティの拠点「芝の家」の運営を軸に、自己や他者への感受性?関係性をひらく場づくりを実践中。

川口ゆい

「現在の最も驚くべきダンサーの内の一人」(kultiversum)と呼ばれ、ベルリンを拠点に活動。オペラからメディアアートまで幅広い分野とコラボレーションを重ね、独特の視点で身体性を追求。2010年ドイツを代表するブレイクダンスチームFlying Stepsによる”Red Bull Flying Bach”に唯一の女性ダンサーとして参加し、日本を含む世界各国をツアーする。

安藤英由樹

「ヒトの錯覚現象を利用したヒューマン?インターフェイス」「バーチャル?リアリティ」「感覚-知覚-運動インターフェイス」「人間情報工学」などの研究に従事。これらのインターフェイス開発の研究に加え、芸術表現としての先端的科学技術の社会貢献にも関心を寄せ、自らも作品制作を行なう。

イベント
心臓ピクニック
〈生命〉を感じる体験デザイン

秋庭史典

Fuminori AKIBA

(広義の)美学は、人文?社会?自然、すべての学問分野が協働してはじめて可能になる学問です。computational aesthetics、natural computingやsynthetic biologyは美学と深いかかわりをもっています。そのような分野の研究者の方々に過去の(狭義の)美学?芸術学?美術史学の成果を伝え、協働してあたらしい美学を構想することを目指しています。

イベント
〈生命〉を感じる体験デザイン

小林昌廣

Masahiro KOBAYASHI

1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医療?哲学?芸術の三点から見た身体論を構築。専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。歌舞伎は三歳の頃から見続けている。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。主著に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など多数。

イベント
to be or not to be

檜垣立哉

Tatsuya HIGAKI

ベルクソン、メルロ=ポンティ、フーコーといったフランス思想を手がかりに「生命」や「身体」の根源的かつ現代的な問題について考察し、私たちにとって「生きる」とは何か、というすぐれて哲学的かつ現実的なテーマに迫った研究をしている。

イベント
生命と生活